手間暇かかった和食器はいかが?

信州は下伊那に住む陶芸家夫妻のホームページを作り、年末に公開しました。

和食器が好き!という方に見ていただけたら嬉しいんです。

ご夫妻とはもう25年近くも家族ぐるみのつき合い。

その手の抜かなさ加減や、里山に根をはって自然と優しく対峙する生活ぶりに、いつもグッと来るモノがあります。詳しくは……

工房草來舎のやきもの -信州の自然の恵みから生まれた器-

和の器 工房 草來舎

工房 草來舎

ホームページを作るために、その過程を初めてジックリ聞いて、本当に驚きました。器を作るのって、これほどまでに大変なの?って。

でも彼らは、大変を大事にしているというか、楽しんでいるというか、……。

例えば、器に塗る釉薬(ゆうやく)も、自分たちが山から切り出した間伐材などの灰を、漉したり乾かしたり気が遠くなるほどの時間をかけて作っていたのでした。知らなかったー。

釉薬でそれくらいだから、その他の部分も労を惜しまず…って感じの話ばかり。

彼らの作陶は、今はほとんど見られなくなった昔ながらのやり方らしいです。そのこだわりが、ファンの気持ちを掴んでいるんだわ、きっと。

そういえば、彼らが使っている登り窯の柱の1穴は、20年くらい前、私が掘ったのでした(若かったなー、私も)。

それから延々器を作り続け、年に1度、名古屋と東京で個展を開くほか、時々イベントに参加。

そんな会場で「ホームページのアドレス教えて下さい」とか、「ホームページで他の作品見たいんですけど」とか言われるそうで……。

それじゃ、と私が助っ人をかってでたワケです。

ホームページにはショッピングカートも付いていますが、「ブログ[器と食・里山の暮らし]」がとても良いです。里山の生活や作陶の話がキレイな写真入りで書かれています。

エアコンのきいた部屋でキーボードを打って(私です)いてはとても書けない話です。文章は短いですが、フッと気持ちが浮き立ちます。

水盤
小どんぶり
急須
皿
鉢
徳利

以前、「お気に入りの器と出会えて……」や「巨大ハンバーグライス/作陶展」などでも紹介したコトがありますが、下にちょっとだけ、草來舎の器を並べます。

近日中に、お茶碗、どんぶり、マグ、湯呑の追加があるそです。

和の器 工房 草來舎

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