自分の生き方に度胸を見せる人って魅力的ですよね。
そこにユーモアや一途さなんかがあると、もう無敵!
多田千香子さんってそんな方じゃないかと、レシピ本やエッセイを読みながら思ったのでした。
関西在住なら1度はアトリエを覗いてみたい、教室に参加してみたいと、強く思っている私です。
「おやつ新報へ、ようこそ。」という一風変わった書名に惹かれて本を手に取ったのですが、内容(レシピ)もユニークでした。
見ているだけで楽しい、美味しい、満腹という優れもの。
紹介されているお菓子は、(作るという意味で)手が届きそうな、ちょっと頑張ればいけるかな?とつい勘違いしそうな面構え。
でも、冷静にレシピを読むと、いやいやなかなか…。全部のレシピが同じくらいの力量で作れる訳ではないような。
比較的簡単にトライできるお菓子もあれば、レシピ通りに作っても、多分失敗するだろうと思われるレシピも(失敗恐怖症なので、結構感が当たるんだなー)。
著書「パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで」は、主にパリでのお菓子修行の顛末ですが、これが面白い。
元朝日新聞記者っていうだけあって、文章が読みやすく、ドタバタ感・ハラハラ感が臨場感を持って迫ってくるのでした(オットは「元新聞記者だからか、文章が短すぎて読みずらい」と正反対の意見。
食事の好みもまるっきり違います、関係ないけど)。
笑いながらファンになっちゃいました。
現在、多田さんは京都にお住まいのようですが、その活動がまたユニーク。
アトリエで料理を教える、そんな感じではないような。
もっと重層的に食べる事を行動として実践しらっしゃるふうに見えます。
説明すると間違えちゃいそうなので、ホームページやブログをご覧ください。
「ようこそ」と言われたもんで、作ってみました、多田さんのおやつ。
「おやつ新報へ、ようこそ。」のP100に掲載されている「いろいろおやつマフィン」。
マフィン本体はレシピ通りですが、多田さんのいろいろとはちょっと違って、私の実力とあり合わせの材料で適当に…。
レーズン、チーズ、キウイ、アーモンドを散らして焼いてみました。
何でもありだわよ、と行間に書いてありました(?)ので、これでも大成功と思います。
トッピングはともかく、マフィンの味はトレビアンでした。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして!多田千香子です。素敵なご紹介、本当にうれしく、ありがとうございました。マフィンも作ってくださってうれしいです。
そうそう、行間に「要するに、何でもあり」と、
ばっちり書いております!読みとってくださってニコニコしております。
ぜひアトリエにもいらしてくださいませ。お目にかかれますのを、楽しみにしております。
多田千香子さん
ヒエーッ、ご本人からのコメントですーっ(ドキドキ)。やっぱりインターネットって凄い! そして多田さんも凄いです。たかがブログの記事にキチンと反応して下さって。フットワークいいですねー。
「行間に書いてある(?)」なんて、いい加減な感想にも上手に乗ってくださるあたり、やっぱりあのユーモア満タンの多田さんに間違いないと……。コメント、心からありがとうございました。チャンスがあれば(じゃ、人生開けないんだよなー)、アトリエにも伺いたいと思います。