病院ネタの最終回は、病院食のお話。

病院食はありがたい!

病院食はイマイチというのが大方の印象と思います。
が、弱った体にやさしく栄養を届けるためのスタイルなんだ!とベッドの上で大いに納得しました。

地味で奥ゆかしい病院の食事を、私は毎回、美味しく完食しました。
お膳を運ぶカートの音が聞こえると、1人ニッコリ笑ってしまうくらい、待ち遠しかったです。

私の場合は、術後翌日から5分粥が3回、続いて全粥が3回のあと、普通食になりました。
性別・年齢を考慮したカロリーという事で1600kcal。

どの料理もパンチ不足だけれど、その時の私の状態にマッチしていたと思います。
全然物足りなさを感じなかったですから……。

野菜たっぷりで薄味、良く噛んで大事に食べる(する事がないので、惜しみなく口を動かしました。
否、惜しみつつかな?)…、何だか食事の基本に立ち返ったような気がしました。

10日の入院中に食べた病院食

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入院中も病院食を食べない方が…

「病院食なんか食べられない」と、ついに1度も病院から出される食事に手を付けないお年寄りの患者もいました。
家族が運ぶ一流店のお寿司などを食しているとご本人から聞いた時、私はものすごく寂しい気持ちになってしまったのでした。

話を聞いているのはその病院食を美味しいと言いつつ食べている患者たち。
その人たちを前に言い放つそんな言葉が無性に悲しかったけれど、それ以上に特別な料理しか受け付けない彼女の人生が悲しすぎと思ったり…。

同時に、私は何て幸せなんだろうとも思いました。
普通のモノを美味しく感じる体や舌を持っているなんて、最高です!
お金とチャンスがあっても「美味しい過ぎるモノ」を「食べ過ぎる」のは、災難なんじゃないかとさえ思えます。

普通のモノが美味しく感じられ、たま~に食す上等な料理に「死にそうー」とか言ってしまう私は、基本的に幸せなんだとつくづく思ったりしたのでした。

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