ぶどうの王様をみつけた~!

ナガノパープルたびたび書いている気がするけれど、この時期外せない「ぶどう」の話。

今年は長野在住の友人のお蔭で、過去最高と思えるぶどうに出会えた。皮ごと食べられる種なしぶどうナガノパープル。「皮ごと」や「種なし」は、横着な性格だから喜んでいるわけじゃない。

ぶどうフェチとしては、皮の内側や種の周りにぶどうの美味しさが凝縮されている気がして、そこを捨てるのがすごくイヤなの。皮をむいて食べる(普通の)ぶどうでも、可能なら皮ごと食べてしまう私。

そんな気持ちを知ってか、ぶどうの神様がナガノパープルを作ってくれたのか??? 否、育てたのは鹿田農園さんだった。

ナガノパープルナガノパープルナガノパープル

私にとって、ほぼぶどうの理想型。大きくて、ハリがあって、味が濃くて、皮が食べられ、種がない。今までは巨峰がお気に入りだったのだけど、あの皮は手強すぎる。皮の内側の美味しさ目当てに皮ごと食べると、皮の厚みが美味しさを台無しにしてしまう、というジレンマ。1要素足りないだけなのに、致命的!と思っていたところに現れたナガノパープル。贈ってくれた友人に大感謝!

届いた段ボールを開けると、大ぶりの房が小さめのパックからはみ出していて、何となく実直な生産者を連想させた。「美味しいモノを届ける、体裁なんかつけない」、そんな生産者魂がサイズ違いとも思えるパックに表れている気がして…、というのは深読みしすぎかなぁ?

ナガノパープルを育てたのは、鹿田農園 TEL・FAX 026-276-1832
※ホームページはなく、注文はFAXだそう(ぶどうの手入れで忙しいのだわ、きっと)
 
 
我が家のぶどうところで、我が家のぶどうは今年はダメだった。枝や葉の勢いもなく、実もほとんどならなかった。去年は、自然(=甘みが少なく、酸味が強烈。私は食べられない)の味を好む夫をそこそこ楽しませたのに…。

生ゴミから枝を伸ばした我が家のぶどうの出来不出来は当然として、売り物として食べ物を上手に育てる生産者の努力・実力には頭が下がる。枝しか残さず食べられるのは、何かを粗末にしないって気持ちとリンクして、気分が良かったりもするのだった。

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