献立のヒントになりそうなモノが何もない日、っていうのがあるんですよ。
そこそこ素材はあるのに全然、思い浮かばない。かなり辛いし、時間も無駄に過ぎていく。
冷蔵庫が空っぽに近い状態なのに、結構な料理が用意出来る日もある。料理は瞬発力だね。
今日は、ヒントなしの日。
冷蔵庫にはお肉も野菜もあるのに、お昼ご飯のメニューが全然決められなくて、だからご飯も炊けなくて…。
そんな日は麺に逃げる。
今日は、ざる蕎麦と精進揚げ、お赤飯。
蕎麦をざるにするか、温かいのにするか迷ったけれど、もつちょっとで冷たい麺類とはしばらくお別れなので、ざる蕎麦にした。
いつも思うのだけど、乾麺は茹で上がり後の処理が重要。
お座なりに、ザザッと流水で冷やすだけじゃダメみたい。
ゴシゴシと洗濯物を手洗いするように、麺の周りの、濡れてへばり付いている粉などを取ってやると、すっきりした美人な麺になります。
そして、その麺のお供はやっぱり天ぷらなどが美味しい。
蕎麦を食べながら、梅塩で天ぷらを食べる、とか、天ぷらを蕎麦つゆにつけて食べるとか…。
とにかく、冷たい麺と熱々の揚げ物は絶妙ですね。天ぷらとなると、エビだの、穴子だの難しいコトになりますが、精進揚げで充分と思えば、毎日だって用意できます。
そこら辺にある野菜を適当に揚げればいいわけだから。3、4種類も揚げれば、結構な見栄えになります。
今日は、インゲンとしいたけ、そして竹輪。3種類だって、蕎麦のお供なんだから文句ないでしょう。
精進揚げのコツは、(大きな声では言えないけれど)「コツのいらない天ぷら粉」です。
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