マグロ(血合い)の竜田揚げ

以前運営していたレシピ投稿サイトに、読者から送られてきた独創的なレシピです。なんせ主材料が「マグロの血合い」。大きなスーパーで見かけるコトはあっても、手にしたことがなく、それを使ったレシピ本も見たことがないので、最初は少々ビビリました。それが作ってみたら、ものすごく美味しくて、本当に驚きました。

[マグロの竜田揚げ]
■材料
マグロの血合い   400g
おろし生姜     大さじ1
醤油        お玉1杯
片栗粉       適量
サンチュ      お好みの量
マヨネーズ     適量
スイートチリソース 適量

■作り方
【1】マグロの血合いをぶつ切りにして、生姜醤油をまぶし、よくもんでつけ込んでおきます。(30分ほど)
【2】つけ込んだマグロに、片栗粉をまぶして180度の油でからっとなるまであげます。

■レシピ提供者 ナダさんの追記

●マグロの血合いは大きめの鮮魚店で手にはいると思います。スーパーでもまれに手に入りますが、だいたいとても安い値段で買えるはずです。ちなみに私は約400gを100円で買いました。
●血合いは、スジが多く通常捨てられる部分ですが、料理しだいで非常に美味しくなります。何もしらずに食べれば、鳥の唐揚げと間違えるような食感になります。
●生姜醤油につけて臭みをとりますが、臭みが気になる人であれば生姜の量をふやしたり、つけ込む時間を増やしてみてください。
●また、美味しく食べるポイントは、サンチュ(焼き肉を巻いて食べるやつ)やグリーンカール、サニーレタスにマグロの竜田揚げを巻いてマヨネーズにつけてたべたり、そのままスィートチリソースにつけて食べることで、これで1品で3度楽しめます。
●通常のマグロの赤身の部分を使うと、ぱさぱさしてしまうので、これは血合いを使ってこそ美味しくできる料理です。

■私の感想

見栄えを悪い慣れない食材にかなり抵抗がありましたが、これが何と……。血合いをメチャクチャ差別してしまいましたが、実に美味しい。ビックリするくらいです。とても柔らかくてクセがなく、鶏肉を思わせるようなあっさり味、それでいてジューシー。こんなに美味しいものが、店頭であまり売られていないのが、本当に残念です。

私はマグロ(血合い)の竜田揚げ大きな魚屋さんに「血合いありますか」と声をかけ、500gを150円でわけてもらいました。ボールに血合いと醤油、生姜を入れ、もみこんで30分おくと、お玉一杯の醤油が血合いに丁度よい加減に浸みましたので、そのまま片栗粉と一緒にビニール袋に。空気で膨らませ、風船をつくようにポンポンとビニール袋の底を叩くと、均等に薄い衣がつきました。揚げ時間もお肉の時よりもずーっと短くて、ラクでした。

と、当時発行していたメールマガジンで報告していました。まぁ、欺されたと思って1度作ってみてください。力を込めて勧めたいレシピです。その後、私はレモン汁をかける食べ方が定着しています。

鮪の血合いの竜田揚げ(クックパッド)
※ナダさんと同じ発想の方がいらっしゃった。調味料が違っていますが……。それにしても「つくれぽ」がゼロ。皆さん血合いの美味しさを知らないのだわ。

マグロの血合いステーキ(空飛ぶ食いしん坊、料理は楽しい!)

マグロの血合い 竜田揚げ(気ままで美味しい華ある日々?!)

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA