今月のお題は「1年間の集大成!わたしのおすすめおだし料理」。その第2弾です。
ヤマキだし部最後のレシピなので、1番得意な料理?を紹介します。
と言っても、おかずになるモノではないので、反則かも?ですが…。
お餅とかき餅は手作りで…
私はかなり長い間電気餅つき器で鏡餅やかき餅を作ってきました。割と大きな餅つき器は母から譲られた東芝製。
「年を取って体力的に難しいから自分で作って」と実家から届いて早25年以上。
年の暮れには大掃除と餅つきが恒例となり、孫もぞうきんとしゃもじを手に大活躍してくれました。
それ以上に活躍したのが私!(笑)
準備と片付けが結構大変で…。
- 前の晩にもち米を洗い水に浸す
(何をどれだけ作るか決めなくちゃいけない) - ザルにあげて30分
(次につく分はどのタイミングでザルにあげるか) - 1回つく度に餅つき器全部を掃除
(蒸気のための水を入れる部分や餅がべっとりついた羽根の掃除)
そんな大変さでもその餅つき器をなかなか可愛いヤツ!と思っていたのに、昨年末、鏡餅をついている最中に静かに逝ってしまったのでした。
(鏡餅は、孫娘の原始的な対応(麺棒でつく!本当の餅つき)でとりあえず完成しました)
餅つき器にはいろいろやってはみましたが、目覚める事なく永遠の別れとなりました。
年が明けて気温がグッと下がり空気も乾燥してくると、かき餅熱アップ。ダメ元でホームベーカリーの餅つき機能を使うことに…。
ホームベーカリーで餅つき
これが何とものすごく便利で簡単! 餅つき器の大変さがウソのよう。
ただ、蒸してつく本当のお餅に比べ、粘りは少ないです。
が、かき餅の場合はむしろその方が良いので問題ナシ!
1回に作る量は少ないけれど、それがまた良くて…。
今まではゴマ、昆布、黒豆の3種を一気に1~1.5kg作っていましたが、ホームベーカリーは最大420g。
量か少ない分、回数でこなすことになります。
これまで作っていなかったアーモンドや桜海老などにもトライしました。
思い立ったらすぐ作れるので、気分で何でもやってしまう…そんな感じです。
そして、ヤマキのだしパックも仲間入り。
だしの粉入りかき餅が今日紹介するレシピです。
ヤマキのだしパックの中身が気に入って、だし汁にせず直接いくつかの料理に使いました。
不揃いの魚の粉の美味しさが最高。
だし入りかき餅
材料
- もち米:420g
- 水:240cc
- 塩:小さじ1.5~1.75(好みで)
- だしパック:1袋(中身のみ)
- 片栗粉:適量(餅とり粉の代わり)
作り方
- もち米を洗い、すぐホームベーカリーの釜に入れる。
- 水を加える。
- スタートボタンを押す。
(我が家のホームベーカリーは50分で炊きあがり) - その間に塩とだしパックの準備。
(だしパックは焼きあごと焼き煮干の合わせだしを使用)
- 炊きあがりのブザーが鳴ったら、蓋を開け塩とだしパックの中身を振り入れる。
- 約10分間で出来上がり。片栗粉を振った上に餅を取り出す。
- すぐ2分割して棒状にし、形が崩れないように箱などに入れ、寒い場所に置く。
- 固くなったら、箱からだし、冷たい空気に触れるようにする。
- およそ中1日でカットしやすくなるので、硬さを見つつ薄切りにする。
- 紙の箱や新聞紙の上に広げ、干す! ひたすら干す!
- 2週間くらいで干し上がるので、焼いて食べる。
(私は魚焼きグリル、娘は砕いてオーブン)
だし入りかき餅は乾燥しきるまで食べない方が良いです。
乾く途中はヘンな味がして…、でもすっかり乾燥するととっても美味しくなります。
他のかき餅は乾燥途中も完成後も味に変わりはありません。
- だしパック以外には、ゴマ、昆布(細くカット)、黒豆、アーモンド(荒く砕いて)、桜海老なども美味しいです。
- 干す時は重ならないようにする。
- 気温が高めなら冷蔵庫に入れて乾かす。
- すっかり乾くとあとは数年間、普通に持ちます。
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