冷や奴もいいけれど、寒い時期の温かいお豆腐の美味しさは格別ですねー。
と言うことで、揚げ出し豆腐です。
ヤマキだし部に選んでいただいて、それなりに頑張っているんですが、それとは別に「ヤマキ×レシピブログ」のモニターコラボ企画で、レシピブログからヤマキの削り節5種(+花かつお)をモニタープレゼントしていただきました。
テーマは和食というコトで、遠い昔学生時代に下宿していたお宅の大家さんに教えてもらってアレンジした「海苔入り揚げ出し豆腐」を作ってみました。
淡泊なお豆腐が相手ですから、わさびの利いた海苔の美味しさと、しっかり取っただしの旨味が良くわかるんじゃないかと思います。
海苔香る「揚げ出し豆腐」
材料(2人前)
- 豆腐:1丁または3個パックの2個
- 海苔:1帖
- わさび:チューブ1.5cm(でもお好みで)
- 醤油:小1
- 片栗粉:適量
- 水・200cc
- うるめいわし煮干:6g
- 醤油:大1
- みりん:大1
作り方
最後に写真で手順を追っています。
- 豆腐をまな板2枚に挟み、上に水の入ったヤカンを置いて水切りする。
いやいや、やり方はどんな方法でも… - ちぎった海苔にわさびと醤油を混ぜておく。
- 水切りした豆腐を8分割(今回は小さい豆腐を使ったので、それぞれ4分割)し、小さなスプーンで穴を掘る。
- 穴に海苔を詰め、掘り出した豆腐で蓋をし、全面に満遍なく片栗粉をつける。
- フライパンの油を中温に熱し、穴のある方を上にして豆腐を投入。
- 底が固まってきたら、ひっくり返して穴のある部分を下にする。
- 上下に火が通って固まったら、側面を順番に転がし揚げ固める。
- 沸騰した湯に削り節を入れ、2分ほど煮出す。
- 削り節を漉して鍋に戻し、醤油とみりんを加え一煮立ちしたら火からおろす。
- 揚げ揚がった豆腐を器に盛り、9の汁を入れる。
- 薬味や大根下ろしなどお好きなモノをトッピング。
ポイント
- 油に入れても豆腐はなかなか色づきませんが、色がつき始めたらあとはドンドン…。
なので、焦らずその時を待ってください。 - 油は1cmほど入れれば大丈夫です。
全部の面を転がしながら揚げ固めれば、油跳ねの心配もそれ程ありません。 - 今回のトッピングは、季節モノということで、煎って殻をむいたギンナンです。
というか、冷蔵庫が空っぽでした~。
ちょっと脱線ですが「下宿」は今や死後でしょうか?
私が大学に通っている頃は、自宅通学以外の学生の多くは下宿屋に住んでいました。
ドア1枚で区切られ、トイレも台所も共用というのが普通で、ちなみに私は四畳半の部屋で4年間過ごしました。
お隣は下宿屋のお嬢さんのお部屋。プライバシーなんて言葉あったかなーぁ?
でも時々大家さんがお茶や食事に誘ってくださって、その時教えてもらったのがこの揚げ出し豆腐。
ひと手間かけただけで、ちょっとご馳走になります。
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