今月のお題は「おだしでおいしい一汁一菜レシピ」。その第1弾です。
一汁一菜は気楽なようで、2品のバランスを考えるのが少々難しかったです。
なかなか献立が決められなかったので、シーンを想定して汁と菜を決めました。
体調がイマイチな時に回復を助けてくれるような、やさしい日本の献立を目指しました。
手がかかったような、手抜きのような不思議な組み合わせになりましたが(私らしい)。
手がかかったのは、もちろんつみれ汁。
鰯を手開きで処理し、包丁で叩いて薬味などを混ぜ、汁に落とす。
書いてみたら、手がかかるという程の工程ではないですねー。しいて言うなら「手開き」かな?
と思って、手持ちの本を広げたら「30秒でできる、いわしの手開き」という見出しが付いていました。
ギャフンです。
つみれ汁
材料(2人前)小どんぶり用
- 鰯:2尾(今回は中サイズ)
- ネギ:5cm(白い部分)
- 生姜:1片
- 卵白:大さじ1/2くらい(およそ)
- 塩:ひとつまみ
- 水:600cc
- 大根:2cm
- ◆だしパック:1袋(かつおと昆布の合わせだし)
- ◆塩:小さじ1/4
- ◆酒:大さじ1
- ◆みりん:小さじ1
- ◆醤油:小さじ1/4
- ネギ:8cm(4cmの白髪ネギ用)
作り方
- 鰯の頭を落とし、お腹を開き手で内臓をこそげ出す。
- 中骨の脇に指を入れて、骨を身からはなす。
- 尾と大きく固い骨、皮を取る。
- まな板の上で、細かく切ってから包丁で叩くようにしてミンチにする。
- ミンチ状の鰯、みじん切りのネギ、すり下ろした生姜、卵白、塩を合わせて、よく練る。
- 鍋に水とだしパック、薄い銀杏切りにした大根を入れて点火。
- だしを3分くらい煮だしたら、◆の調味料を入れ味見(&調整)。
- 煮立ってきたら、スプーンで鰯(6分割)を汁の中にゆっくり落とし、火が通ったら完成。
- 器によそって、白髪ネギを落とす。
ポイント
- 鱗を落としたいわしを使用しました。
鱗が未処理の時は、包丁の腹を尾から頭に向けて撫でるようにして落とす。 - 卵白大さじ1/2というのはいかにも使い難いので、片栗粉大さじ1でもOK。
- 手開きは簡単ですが、手がいわし化します。猫が離れません。
- 手順を写真で…
新鮮ないわしは美しいですねー。
残酷な写真ですが、美味しさは圧倒的!
骨を取り、皮を剥ぎ…、ここまで来ればあとは一気。
生姜やネギが臭みを取り、且つ美味しさをアップする。
豆腐サラダ
材料(2人前)
いい加減な分量、冷蔵庫にある食材で…。
- 豆腐:1丁
- レタス:適量
- ベビーリーフ:適量
- ブロッコリー:適量
薬味トッピング
- 大葉:4枚
- ネギ:3cm
- 茗荷:1コ
- ゴマ油:小さじ1/2
- 醤油:大さじ1/2
作り方
- 大葉、ネギ、茗荷をみじん切りにする。
- 1とゴマ油、醤油を合わせ、よく混ぜてから10分くらい置き、馴染ませる。
- 野菜の上に盛りつけた豆腐に2をかける。
私のお助け本。
正に「魚の便利帳」。
タイトルにワザがないけれど、中身はワザと知識がいっぱい!
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