味噌作りの体験会に参加してきました。
味噌作りは、思っていたほど複雑な工程はないものの、経験がないとわからない部分が多く、紙やネットのレシピでは作れなかったなーと思う種類の作業でした。
と言っても、まだ出来上がったわけではなく、味を確認できるのは10ヶ月先。
それまで温度管理やカビのチェックなどのほんの少々の手間と、すごく長い時間を1kgの味噌に込めるワケです。
何だかその手間暇にうっとりしてしまいます。
味噌が切れてからスーパーに走るタイプの私に、この味噌は何かを教えてくれそうです(買い置きしろ!とかじゃ、もちろんなくて…)
味噌づくり
洗って茹でた大豆を潰し、麹と塩を加えよく混ぜる。混ぜ終わったら、空気が入らないように容器に詰める。
ものすごく簡単に書くとこれだけです。
が、未経験者にはそのすべてがわからないというか、判断できないのでした。
豆の茹で加減?
どの程度の潰すの?
よく混ぜるって、どんな感じならOKなの?
…… ??? クエスチョンマークが並びます。
ひと工程終わる度に先生にチェックしていただき、安心するという感じの繰り返し。
これがすぐ食べるモノだったら、いい加減でも気にならなかったと思いますが、なんせ10ヶ月先のお宝。
失敗したくない、少なくとも最初の仕込みくらいキリッと決めたいと思ってしまうのでした。
味噌作りが一段落したあと、講師の馬場先生ご夫妻からお米や野菜、調味料の話を伺いました。
漫然と買い物をし、とりあえずの料理しか作っていない私は耳が痛かったです。
が、耳が痛いなんて何のその、食生活は危機的な状況になっているようで、子育て中の家庭には是非知ってほしいなーと思う内容でした。
老夫婦家庭だから…と逃げる発想がもう全然間違っているんだけど…。
お話を聞きながら、馬場先生ご夫妻が作られたお米(ササニシキ)とお味噌のおむすびをいただきました。
その美味しいこと!
上手くいけば、こんなに美味しいお味噌になるんだわとニンマリ。
馬場さんに教えていただいた話を少しでも伝えたい気持ちはあるのだけど、どう書いても正しくないような気がするので止めます。
例えば、簡単とか便利とかそんな話はとても書きやすいのだけど、その対極にあるような、すごく大切な考え方や食へのスタンスを文章にするのはかなり難しいことです(私の文章力では絶望的)。
馬場さんがはるばる南相馬から来て30人ばかりの集まりで熱心に話されるのは、やはり直でないと伝えにくい部分があるからかなーと思ったりします。
ゆめま~るの美味しいパンランチ
話が前後しますが、味噌作り体験の前に会場の「ふれあい工房 ゆめま~る」でランチをしました。イベント日というコトで、当日はパンランチのみ。
カレー狙いの私はちょっと残念でしたが、パンがものすごく美味しくて、食べる途中にテイクアウト分をテーブルに確保(残り少ないパンを他のお客さんに奪われないように=実に美しくない精神)。
午前中に売り切れるという噂も聞いていたし、ランチの途中にも予約のお客さんがパンを取りに来ていたので(私の好みというだけでなく)本当に人気のパンなんだと思います。
美味しいランチと10ヶ月先のお宝ゲット、徒歩片道30分の散歩(子育て中の懐かしい場所)。
ものすごくステキな1日にバンザイ!
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