下関 → 宮島 美味しいモノ1人旅(宮島編)

宮島上陸。

出迎えてくれたのは、温和しいシカ達。

目の前でお弁当や美味しそうなチラシ?を広げられると、ズンズン近寄りモグモグやっていましたが、手ぶらの人間には至って友好的。

奈良のシカとはだいぶ気性が違うみたい。

天気が味方してくれたようで、晴天&高気温。

ズラッと並ぶお土産屋さん通りで、牡蠣コロッケと焼き牡蠣(ここぞという時、必ず写真を撮り忘れる)、もみじアイスを食べながら、通り抜ける。

牡蠣コロッケ

朝、ドーミーインPREMIUM下関の朝食が美味しくて食べすぎ気味。

歩きながら食べたこの3つで昼食完了。

もみじアイスは、最中の皮がもみじ型というだけの商魂入りの普通のアイス。だけど、牡蠣はさずが広島な大きさ、味の濃さ。

もみじアイス

とりあえず目指すはホテル菊乃家

口コミで、フロントの対応が素晴らしいこと、立地が良くて観光スポットを歩きやすいことを知って決めた宿。

実際、心のこもったサービスを受けた。

例えば、宿からたった1人ナイトクルーズに参加する私を桟橋まで送迎。

ここまでは口コミで知っていたのだけど、車をただ走らせるだけでなく、行きと帰りは違う道を通ってくれ(夜の宮島の雰囲気を楽しめた=昼の喧噪がウソのような静かさ)、大鳥居の美しい写真が撮れる場所で一旦下車、撮影タイムを作ってくれた。

すべてこんな調子。

このホテルのお部屋は親切とセットになっているもよう。

宮島ロープウェイ
宮島

チェックインには時間があるけれど、荷物を預かってもらい散策スタート。

ホテル前の坂道を上がるとロープウェイ乗り場とあるので進んでみる。

今回の旅で、今どうしてもしておきたい事をすべてやり終えた観のある私。

だからか最強の心持ち。

高所恐怖症なのに、全然躊躇なくロープウェイに乗り込んだ。中継点の榧谷駅までは8人乗りに私1人。

かなり高く、やっぱり怖かった。そこから獅子岩駅までは大きな30人乗り。

景色にもなれたし、道連れもいて心穏やかに眺めを楽しんだ。

ロープウェイを下りて一瞬迷ったけれど、天気も元気も上々だったので、獅子岩駅から弥山山頂まで登ってみた。

絶景!

素晴らし景色を堪能してから、徒歩 → ロープウェイ → バスで紅葉谷公園まで下り、厳島神社を見学。

干潮に出くわし、大鳥居まで歩いてみた。

特別感はあるものの、やはり海中から突き出た鳥居の神秘的な美しさの方が有り難みを感じる。

REEBOKの雨でも大丈夫な軽い靴のお蔭で、長時間散策も疲れ知らず。

でも、余力を残して今日はコレまで!

弥山御膳
芝居茶寮 水羽の弥山御膳

「夕方になるとお店はすべて閉まり、コンビニもない」とホテルのフロントで聞いていたので、食べたいモノ&食べ切れそうなモノを物色。芝居茶寮 水羽で、弥山御膳(写真)を注文。

アナゴが、子ども時代郷里で食べていた味と同じで感激!

ホテル菊乃家の朝食
菊乃家の朝食

翌朝食はホテルで。

標準的な内容だけど、味は上々。チェックアウトして大聖院 → 五重塔 → 千畳閣(豊国神社)を回って、宮島桟橋に向かう。

島の中で最も良かったのが千畳閣。

857畳の畳が敷けるという大空間。壁のない梁の間を風が通り抜け、時間だけが置き去りにされた、そんな感じ。

何時間でも静かに過ごせそうな場所だった。

本州に戻り、広島市を目指す。といっても10分ちょっと。駅は都会を感じるけれど、すべてが小ぶりな印象(東京に比べたらどこも小ぶりかぁ)。

空港に行くまでの数時間を「めいぷる~ぷ」という市内循環バス(1日乗車券 400円)で移動。後日談だけど、広島出身の友人に話すと「いや、路面電車で移動した方が楽しかったのに~」と。

その話を同じく広島出身の別の友人にしたら「電車は木造の古いやつじゃなきゃ、つまんないですよ。今はヨーロッパの最新型も結構走ってますし。

僕が子供の頃の古いやつは床や窓枠が木製で本当にチンチンと鐘を鳴らして…今でも走っています。20台に1台くらいかな。」と。

今度は電車を見に行かなくちゃ! 移動ルートは、広島駅 → 広島城(小さくて可愛いお城) → 原爆ドーム前(徒歩で)平和公園 → 広島駅。

広島平和記念公園

ここでハタとお昼ご飯がまだなのを思い出す。平和公園を見渡しても食べるところがない。広島駅の「みっちゃん」(長蛇の列)で食べてくるべきだった。

そして、書くだけでも残念なのだけど、広島平和記念資料館内の売店でお好み焼きを食べてしまった。

広島風お好み焼き

絶対食べてみたい、だけど広島駅まで空腹が許してくれない、そんな状況だったので…。

電車はともかく、このお好み焼きの話をしたら、前出の広島出身の彼らは何と言うだろうか? 答えが見えているので、話さない!

今回の旅は文句なしの楽しさだったけれど、如何せん写真が…。

過去最多と思う程撮りまくったのに、全滅とは…。

iPhoneがわずかに救ってくれた気もするけれど、本当に残しておきたかったシーンや人は、荒れた画質の中に沈んでしまった。

ものすごく高い授業料。

これできっと私はカメラを使える人になるだろう。

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