その持つべき者を持っている友人宅で、スーパーすご腕の夫君にたっぷりご馳走になってきました。
招待された友達3人。計4つの口が夫君の料理を堪能したのだけれど、このメンバーがなかなかのくせ者で…。
完全ベジタリアン、野菜ダメダメ人、にわか玄米粗食の人なんて組み合わせ。
何を作れば良いんだか?な面々なのです。
でも、すご腕の人はそれぞれを満足させる見事な構成で、お料理を繰り出してくれたのでした。



とろけるようなお肉と大根。圧力鍋で作ったそうだけど、柔らかい味が染みていました。自宅ではお肉を食べないようにしている私ですが、外出時は(節操なく)何でもOK! 久々の美味しい肉料理に自分で笑っちゃうくらい感激したのでした。

絶品「菜の花の辛子和え」。
思わずレシピを聞くと、「しょう油と辛子だけだよっ」って。で、どうして私のとこんなに違うワケ?
別の友人が「和え物はお箸じゃだめ。必ず手で和える」が大事と教えてくれました。箸だと上っ面しか味がのらないっていう事なのでしょうか?
明日、試します。

夢中でしゃべっていたら、いつの間にかテーブルに「青梗菜のスープ」。
薄味仕立ての上品な一品。
何のダシだか想像がつかない。青梗菜を短くカットしていないのが、上級者な感じ。
オシャレな片口は草來舎のだわ。

と、やにわにホットプレートと大量の餃子が出現。
ベジタリアン仕様の完全野菜餃子。聞かなければ、お肉不使用なんて気づかなかった気がします。
焼く途中、水に溶いた小麦粉を投入して、羽まで付けてくれました。

1品ずつ揚げたてをサーブされた野菜の天ぷら(左は天ぷらの集合写真)。
我が家ではあり得ないシーン(「夫が妻へ、妻が夫へ」の両方とも)。
カラッと揚がった天ぷらも絶品。ベジタリアンの妻のため、衣は小麦粉と水だけだそう。なのに、この味この姿。
「コツのいらない天ぷら粉」でも、どうかするとポテッとなってしまう私。信じられない!








一緒におよばれした友人が育てたスナップエンドウも仲間入り。
おしゃべりに熱中していても、フッと手元のお皿を見たら、揚げたての野菜達が熱々の体で鎮座している。
う~ん、幸せ!

そして、「タケノコご飯」。
タケノコの風味が溶け込んだ美味しいご飯でした。
次回、お客様を迎える時は、この献立を参考に、締めは「タケノコご飯」と決めました。
持つべき者を持っていない時は、持つべき者を持った友を持つ!
断然、これだわねー。

ご馳走になった献立
- 豚肉と大根の煮物
- 菜の花の辛子和え
- 青梗菜のスープ
- 野菜餃子
- 天ぷら(精進揚げ)
- タケノコご飯
コメント