今年の鏡餅は過去最高の自信作。
お餅は餅つき機のお任せだから、いつも同じような出来上がりだけれど、鏡餅の成型はなかなか一定せず。
年に1度の作業なので練習する機会もないので仕方ないですが、今年は奇跡的に立派な形。
自家製鏡餅
次女宅に嫁入りした直径25cm以上の大物は、姿も美しく存在感もバッチリ。
我が家のはちょっと小振りに慎ましく…。
鏡餅の本当の楽しみは、役目を終えた後、揚げ餅と化して我が口に入るまでのアレコレだったりするのでした。食いしんぼー過ぎる!
孫のトンカチで思いっきり粉砕される鏡餅。
破壊って行為は興奮しますねー。彼もきっと……
鏡餅から揚げ餅へ
よくしたもので、鏡餅は鏡開きの少し前あたりから、ひび割れが始まります。
ひびが大きくなってきたなーと思う頃、待ちに待った鏡開き。
今年は寒いせいかカビも生えず、完璧な干からびようでした。
徹底的に乾燥させるのみ!
それを乾燥と時間の力を借りて、小さな塊になるまで空気にさらし続けるだけのことです。
ザルの上で思いっきり、割ったり、叩いたりして欠片にし、そのまま干します。
干すと言っても、ザルか新聞紙の上に欠片を散らし、寒い部屋の中に置いておくだけ。
側を通る時にちょっと立ち止まって大きめの欠片をポキンを割ったりして、徐々に小さな欠片にしていきます。
割れにくい部分も乾燥が進むと、簡単にポロリ。
乾燥しきった欠片を揚げ餅に
そして、今頃になると更に乾燥が進み、揚げ頃となります。
なるべく小さな欠片を選び、中火未満くらいの柔らかな火加減でじっくり揚げます。
急ぐと中心部に芯が残るのでご用心!
油から上げたらすぐ塩を振るか、醤油をスプレーして味付けします。
今日は、お土産にもらった飛騨高山の「焼き肉塩」と使ってみました。
〈追記〉揚げ餅の秘策を思いつく!
長年、油で揚げたお餅に塩や醤油で味付けしていたのだけど、フッと簡単な方法を思いついたので…。
塩や醤油を振りかけると結構味にムラが出来ます。
それも悪くないとは思っていたのだけど、均一に味付けできればもっと美味しい気がしていました。
だったら、かき餅を作る時のように最初から塩味の鏡餅を作れば…と。
醤油ではまずい(茶色の鏡餅だと誰かに叱られそう)けれど、塩なら見かけは全然変わらないですから。
今年の年末、初めて塩入り鏡餅を試します。楽しみですぅ!
とにかく自家製揚げ餅(かき餅もだけど)は誰もが喜ぶご馳走です。
何でこんなに美味しいんだろう~!と最後まで自画自賛の鏡餅の話でした。
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