今、夢中のレシピ本「カリフォルニアばあさんの料理帖」のレモンパイを作ってみました。
パイ生地なんて、冷凍品があたりまえの私。バターを練り込んで、何重にも層を作るなんて気が遠くなります。
だから生地から作るって発想は皆無だったのだけど、この本に出合って「ヨシ!」と…。
いわゆるお菓子のレシピ本に載っているパイ生地とは全然違うやり方で、オマケに短期決戦&超アバウト。
私にピッタリ。
パイだけど、層を作るというわけではなくて、サクサクの生地を焼くって感じです。
層のあるパイ生地のしっとり感はないけれど、これがなかなか美味しくて、どっぷりハマりそうですよ。
しっとり感がないのは、作り方というよりバターの少なさですね、多分。
そういう意味は低カロリーでますます良いんじゃないでしょうか?
だってねー、パイは生地だけ食べるわけじゃないですから、乗っかる具を考えるとなるべくカロリー低めでいきたいですもん。
具(グって言い方だと甘さを感じないなー、なぜか)は、レシピに逆らって、更にカロリー低め、甘さ控えめ(日本人標準)でつくってしまったんですけど。
まず、卵黄2コを1コに。コレステロール値を下げるために薬を飲んでいる身としては、卵黄の食べ過ぎは要注意。
コーンスターチで固めるから、卵黄の1コくらい見逃してもらえそうだし…と。
あと、お砂糖の量。
娘家族に1皿プレゼントしたら、「美味しかったね-。食べた瞬間、あっ懐かしいー、アメリカのパイだ」と思ったそう。
留学中、どこに行ってもパイはこんな感じだったのだとか。
アメリカのパイは層になっていないのが普通なのかしら?
で、更にコメント「向こうのは倍くらい甘いけどね」。
鋭いムスメ。
そう、砂糖の量は180gとなっていたけれど、100gしか入れなかったのでした。
どう見ても、砂糖が多すぎる気がしたので、100g入れてから途中で足していく作戦に変更。
結局足す必要を感じず、100gで「ドンピチャ」と舌がいうもんで、この量に決定しました。
でも、もう冷凍パイ生地とはお別れです。
レモンの具(笑)も良かったし、最高に気に入ってしまって1日で半分ひとりで食べちゃいました。
砂糖を半分にしても、パイをこんなに食べたらカロリー云々なんて笑っちゃいます。
笑っちゃおう。
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