ぐーちょとニャッキを迎えた時から最も気がかりだったのが、不妊のための処置。
人間側からは仕方のないコトになっているけれど、ネコ側から見れば許し難い行為だし、痛みも伴うし、術後の経過も心配だし…で、なかなか辛かったけれど、今日ニャッキの抜糸がすみ、一段落(解放されたようにホッとしているなんて、私は本当に人でなし)。

1月28日(水曜日)にぐーちょの去勢手術とニャッキの避妊手術をし、ぐーちょは夕方帰宅。ニャッキは1泊入院した。
ぐーちょはほぼ1日元気なく過ごしただけで普通に戻り一安心。
翌朝帰宅したニャッキは、術後服に身を包み結構ダメージを受けた様子。元気がすっかりなくなっている。
術後服のせいか、痛みのせいか、上手く歩けず可哀想(やら、ちょっと可笑しいやら=やっぱり私は人でなし)。
舞台上の間寛平のごとく、目的に向かって歩いているのに斜めにヨタヨタとずれて進み、脇の壁に到着してしまう有り様。
用がある時はゆっくり進み、それ以外は寝ているか、抱いて欲しいとミャーミャーなくか…な毎日。
否、もう1つ。術後服が気になって、起きているときはずっと繊維に噛みついたり、舐めたり。
妙なダンスをしていると思えば、ほつれた糸が歯に絡んでいたコトもあった。
それだけだったら、回復を待つばかりなのだけど、予期せずニャッキとぐーちょの間に不穏な空気が流れて困ってしまった。
帰宅したニャッキが部屋に入るなりぐーちょが近づいた。
ニャッキがグゥーと唸り、それにぐーちょがシャーと返した。
病院の匂いが嫌なのか、ニャッキの風体が気に入らないのか、いつものように近づいていったらニャッキが我が身の不自由を自覚して防衛的に唸り、それがぐーちょを刺激したのか…???
とにかく、相容れない2匹になってしまったよう。
不仲の2匹なんて想定外のコトなので焦ったが、ぐーちょがたまに手を出しても、軽いタッチなので本気で嫌っているのではないような気がした。
そして安心材料がもう1つ。
体力的(体も大きいし、すっかり回復していたし)に優位なぐーちょがシャーと威嚇すると、チビでヨタヨタしているニャッキがシャーーーーーッと返し、ぐーちょがオズオズと離れていくというパターンに終始していたこと。
そうじゃなかったら、ずっと目が離せなかった。
そんな威嚇合戦も少しずつ収まり、退院3日目にはこのまま収まるだろうという予感が得られた。
5日目には威嚇することはなくなり、ぐーちょは一人で遊び、ニャッキは相変わらずの様子、付かず離れずの距離を保ちつつ、勝手に過ごしていた。
そして今日、めでたく抜糸となったニャッキ。術後服から解放されて本当にのびのびした様子。早速、ピンポン球を追いかけたり、ぐーちょと取っ組み合ったり。
床をゴロゴロ転げ回っているのは、開放感に浸っているのかしら? 一緒に遊べてぐーちょも何だか嬉しそう。
▼ニャッキ術後5日目
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは。
ニャッキさんホントに歩きにくそうでしたね。
今では元気復活したそうでよかったです。
ぐーちょさん&ニャッキさんの仲も元通りになってよかった。(*^_^*)
病院の匂い嫌いな猫さまが多い&体全体を覆う術後服で
ぐーちょさんはニャッキさんに生理的に塩対応しちゃったのかな。
私の知り合いの猫さまは妹分の猫さまが病院からエリカラを装着して帰宅したらシャー!
しばらくしたら妹分だと気がついたのか普段通りに。
ところが翌朝見るとまたシャー!
それは次の日の朝も。
寝て起きるとリセットされちゃったみたいです。(笑)
ところで、昨日初めて「のら墨」のシェルターにおじゃましてきました。
ウチから思ったより近いことがわかったので、ウチの猫どもに見捨てられた猫缶やら猫ベッドなどを寄付してきました。
愛想のいい猫さまたちに歓迎され、
ウチでは見向きもされなかった猫ベッドにおしくらまんじゅう状態で何匹もの猫さまがinしてくれてとても幸せなひと時を過ごすことができました。(笑)
できるだけ多くの猫さまが相性のいい里親さまと巡り会えますように。
強く願わずにはいられませんでした。
ぐーちょさん&ニャッキさんは幸せだね。^_^
おはようございます。
お陰様で元通りの仲良しさんになれました。ニャッキも昨日はっきりと完全回復(そこそこ元気でしたが、遊びに迫力がなかったんですよ)と思われる動きを見せました(だから、もうずっと大変=笑)。1番憂鬱なコトが本当に終わったんだ!としみじみ思っています。
いろいろお気遣いくださって、ありがとうございます。ネコを飼っている知人・友人がいないので嬉しく、有り難かったです。
ネコって賢いですが、忘れっぽいかも?って思うコトがよくあります。オモチャで遊んで大興奮していても、オモチャを隠すともうシラーっとしていたり…。見えているといつまでも執着するのに。
のら墨シェルターの顔ぶれもだんだんと違っているんでしょうね。私たちが行った時は、ゴロにゃん組とシャー組が半々な感じでした。ぐーちょとニャッキは、シャー組で…(笑)。それにしても、のら墨シェルターのスタッフの方は本当に立派ですよねー。毎日のお世話も大変ですけど、エンドレスの行為だし…。才蔵さんのプレゼントはモノだけじゃなくて、気持ちも救われる気がします。猫ベッドの上で団子状態になっているネコたちを想像するとニンマリしてしまいます。みんな幸せになって欲しいですね~。
多分病院の匂いじゃないかなと思う。ネコは思ったほど目が良くないのかなって、トトをお風呂に入れた時に思った。
シャンプーの匂いなのか、なんなのか、ちびがものすごく怒った。トトはなんで威嚇されているかわからないからチビに近づく。チビはめちゃくちゃ怒る...というのが4日ぐらい繰り返された。
まぁでも不妊手術は避けて通れないよね。メス猫ちゃんて大変なんだーって思った。
そうね、やっぱり犯人は匂いだと思う。気の合わないネコ同士がいるのは知っていたけれど、仲良しならどんな時もそうなんだと思い込んでいたから本当にビックリした。チビとトトもそんな時があったのね。
ネットで調べると匂いが同じになると大体は元通りになるようだけど、決定的にダメで1匹を手放したという記事もあって心配しちゃった。
ワザありテクも見つけた。4匹飼っている人だけど、1匹でも別の匂いを持ち込む状況になったら全ネコともシャンプーするんだって。同じ匂いにしてしまう良いアイデアだわ。もっとも術後は無理だけど。