『上海の伯爵夫人』

品のある作品のような気がする。元敏腕の外交官と伯爵夫人の恋。加えて戦争・上海・政治と何だか一筋縄ではいかない環境の中での話なので、遠い世界を見ているよう。が、抑制の利いた関係や、自分を律して生きる姿には共感を覚えた。それでいてあのラストシーン。相手を求める情熱に感動。

真田広之は重要そうな役回りで出演。英語がなめらかで堂々とした演技だったが、映画の中で彼は必要な人物だったのかな?とも思ったり。

(新宿 武蔵野館)

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