『リバティーン 』

伯爵ロチェスター(ジョニー・デップ)の放埒で傲慢でやり場のない苦悩を抱えた人生(短い)最後の数年を描いた作品。内容も画面も、当時のイギリス(不潔で野蛮)もすべてが暗い。重苦しい時代の中、才能豊かでありながら特異なキャラクターのロチェスター伯が女と酒に日を過ごし、文字通り破滅へと進む。大女優を育てるロチェスター伯、全身が崩れていくロチェスター伯など、ジョニー・デップならではの心にしみるシーンがとても良かった。

(新宿 シネマスクエア)

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