理想的にみえるような家族のほころびと、娘イライザのスペリング大会でのミス(故意)で再び気持ちが寄り添う……という内容。このミスがそれ程の意味をもつとも思えない私は、それまでのストーリーをちゃんと掴んでいないというコトかも。
父親ソールは、文字や言葉は、神と対話する特別な力と信じている。クリスチャンの妻をユダヤ教徒に改宗させてしまっている偏狭の完璧主義でもある。家庭においては理想の父たらんと、家事をこなし、子ども達の教育にも熱心。研究者ゆえ、神々しい言葉が多くを語られるが、その内容はちょっと難解。小学生のイライザは理解したが、私は出来なかった。
両親の死を語る母親のどうも普通ではない様子や、あまりに従順な子ども達に何か理解し難い。母親の衝動も理解するのも難しい。
要するに、あんまりわからない映画だったというコトだ。
(新宿 武蔵野館)
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