『マザー・テレサ』

とんでもない映画を見てしまった。というか、とんでもない人を知ってしまった。超有名人でどのような人であるかはもちろん知っていたが、目の前(画面だけれど)に次々と語られるエピソードに、やはり全然知らなかったと思う。

神の声をきく人とはどういうふうに生まれ、育つのか。神に応えようとする力はどこからわくのか? 不信心な私にはかなり深いナゾだ。我が身が可愛い、そればかりで生きている私では答えは見つかられないだろう。場合によっては陳腐な言葉になるけれど、映画にも、彼女にも心底感動しました。割とのっぺりした作り方の映画のようにも思うけれど、それがかえって超人的な精神を持った彼女を浮き立たせる事なく見せているようにも思えたし。オリビア・ハッセーの熱演というか上手さにも拍手を送りたい。

(新宿 武蔵野館)

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