予告編で「これはいけない」と感じ、見る予定ではなかったが、先に見た夫のまんざらでもなさそうな雰囲気にそそられて見ることにした。
劇中、「くさい」という子どもにまで言わせるくらい意識しているのに、予告のたまらないくささ。「心はどこにある」から「パッキャマラード」までは無しにして欲しい。
純朴で一本気なハルオが、過去の事へ自分なりの折り合いをつけられずにいるのと同様、現在のハルオも、周りの状況を自分なりに決着をつけるという事ができずにいる。母の結婚への想いも、小山さんの衝動も、相手の明確な答えで初めて納得するといった具合。けれど、それはやはり良いことのように思う。判らないことでも、自分の安心のために適当な理屈をひねりだし判った風な気持ちでいるよりずっと良い。と自戒を込めて思ったりした。
〈新宿武蔵野館〉
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