最初の場面から胸が引きつるような緊迫感。イーサン・ハント(トム・クルーズ)がこれまで見せたことがないような哀願と切実さ。映画の出だしとしては満点。結婚し、教官として過ごしていたイーサンは教え子の窮地を知り、現場に復帰する。教え子は死を前にして、イーサンに何か言い残そうとして果たせない。それは内部にいる思わぬスパイの存在で、イーサンは、スパイと繋がる組織に妻を奪われたり、翻弄されたりしながら任務を遂行する。
敵対する人物そっくりのマスクを作る場面など、恐ろしく巧妙でハイテクな部分と、偶然が5つくらい重ならないとあーはならないぞと思える、作られた部分があるが、この映画ではそれもご愛敬。張りつめた時間とスピード感、トリッキーな場面、今回はホロリとする夫婦愛も絡ませ、やっぱり面白いナーこのシリーズ。でも、最後近くの妻の凄腕やイーサンの復活はやりすぎの感もないではない。
(TOHOシネマズ錦糸町)
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