『インサイドマン』

銀行強盗と交渉人との駆け引きと、銀行に隠され続けていた銀行家の秘密を軸に話は進む。しかし何だか、秘密もその解決を託された弁護士も、交渉人もいまいちピリッとしない。どこが凄腕なんだかよくわからない弁護士と交渉人。

銀行強盗の方も、捜査の攪乱を狙って犯人と同じ洋服を着せた人質に雑用をやらせたり、差し入れたピザの箱に仕込まれた盗聴器へ意味のないテープで応戦したり、完璧な計画を思わせるのだけれど、主犯が銀行内に潜伏し続け、銀行の業務開始の後、堂々と玄関から出る、という辺りはちょっとマンガチックな観も。だからインサイドマンなんだけど。

(新宿 武蔵野館)

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