誰も浮き足だすことなく、静かにマギーは人生の絶頂期に向かい、激しいショックを誰も表に出さず、それぞれが奈落へと落ちる。家族にも愛されないマギーは、自分の進みたい道を進む事に全てをかけていた。失うものが何もないように見えるマギーではあるが、自分を愛さない家族を心のどこかで求めてやまない。
フランキーとともに歓喜する世界を経験し、大事にもされ、ひとときの安らをえる。結末に至る事故は、悲しく生きてきたマギーには酷過ぎて、映画とはいえ同情した。
映画をダメにする程ではないが、いくつか気になる場面もある。娘が受け取らない手紙を箱にいれるフランキーだが、あの入れ方はないなーと。このシーンを丁寧に見せているのは、何か曰わくがあるのかなー。極端すぎるマギーの家族。でも、こんな人達もいるかも。更に極端な最後の試合の対戦者。事故に至る前に退場ものよ。