初めてのケースだけれど、今日はパパとママの土曜出勤が重なった。保育園へ登園させるのでも良いとママは言っていたけれど、たまには外で遊んでやろうと思い、2人を引き受ける事にした私。行き先は行船公園。
朝、ママの出勤時間に間に合うよう私が先発で娘宅へ(8時20分)。持ち物などの説明をした後、ママは出勤。ジジは9時半に来る予定なのだけど、待ちきれない果太は全ての用意をして、9時15分「廊下で待っていていい?」。葉子もそれに続く。じっと3人で高橋を監視する事15分。橋の上にジジを発見した果太は階段を駆け下り迎えに……。
9時45分のバスで行船公園に向かう。自然動物園からゆっくり楽しもうと思っていたけれど、果太が「公園で遊びたい。動物園は帰りに見よう」と言い続けるので、半分見たところで公園に移動。なのに遊び始める前から「どこにシート敷く?」なんて言い出す。「お腹が空いて我慢出来ないから、もうお弁当にしようよ」。まだ、10時50分。とりあえず、却下(出る前におやつも食べたし)。
でも本当に空腹らしく力が沸かない様子なので、11時過ぎにはお弁当を広げた。子ども用に小さなおにぎりを用意していたのに、果太は「大きいのがいい」ってバクバク(小さいのも2コ食べた)。その間にカメラをいじっているジジの分、とか言って、おにぎりやおかずを甲斐甲斐しくサービスしていたっけ。
食べた途端に百万馬力。すぐ視野から消えてしまうほど行動し続ける果太。「果太、いる?」「葉子を見てて。果太を探すから」みたいな会話を何回ジジとしたことか。当初1人で連れてこようと思っていた自分の甘さにハタと気づく。
コンクリートの小山に足場を埋め込んだような滑り台(写真)は、葉子も本当に楽しそうに上り下りしていた。結構難しそうな登りも裸足で克服、滑るより昇る方が嬉しいそうなほど。果太は凄い運動量で相当飛ばしていた。
次に移動したのは、公園内にある平成庭園。池の周りを大きな石づたいに歩けるのが楽しい。果太のチャレンジ精神を刺激するのか、岩の上や高い場所までジジと行ったりして休むヒマもなく駆け回っている。葉子も果太を見て、高い所まで行きたいとか言いだし、仕方ないのでジジに抱っこしてもらったりしながら、小さな滝?まで行って満足そう。
次は、ちょっと斜面になった芝生。暑くて休憩の私は荷物番。遠くで3人が相撲を取っていた。時々ジジに投げられていた果太だけれど、渾身の力でジジを投げ飛ばす時もあり、そんな時の嬉しそうな大きな声が聞こえてきた。「ジジを投げ飛ばした」と満面の笑みで報告に来たので、その気持ちを汲んで写真2枚掲載。ここで、コンビニで買ったアイスクリームのおやつ。
その次は遊具のある場所で、ひとしきり遊ぶ。葉子はこの場所への移動中に昼寝に突入。前輪を浮かせ、平らにしたバギーで40分爆睡。葉子が目覚めて、少し遊んだ後、帰りモードに切り替え、元の場所に少しずつ移動。葉子も果太もだいぶ疲れてきた。もちろん、私達はすごく疲れていた。それでも久々の遠足はとても楽しい。
と、突然果太が「ジジ、肩車してー」。「ダメだよ、カメラも持っているし……」「じゃ、オンブして」(果太)。もう相当疲れている様子。「証拠の写真、撮っちゃおう」と1枚パチリ。ちょっと恨めしそうな顔がおかしい。草野球を見たりしながら初めの滑り台に戻り、もう1度遊んだ後、動物園に移動。
帰りのバスまでのんびり見学。ふれあいコーナーは終わっていたけれど、道ばたに連れ出されたペンギンを触ることが出来た葉子は大喜び。偶然にもその直前「はこちゃん ぺんぎんがいちばん すきなの」って言っていたのだわ。
帰りのバス(16:37)は対照的。昼寝をした葉子はジジの隣でしゃべり続け。2つ後の席にいた私でも疲れそうな饒舌ぶり。対する果太は疲れがピーク。必死で目を開けようとしているので「起こしてあげるから、寝て良いよ」と言った途端、ガクリと首が垂れた。
最寄りバス停近くで、「下りるよ」と声はかけたけれど、もう力が足りない様子。結局、家までジジにオンブされた。玄関で洋服を脱がし、シャワーをしてから部屋に入れる。それくらい汚れた2人だった。まぁ、ゆっくりお休みくださいナ!