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テーブルは大惨事

お迎えのみ。

ジャガイモをマッシュ

果太が「ババ、何かお手伝いない?」「ゆで卵の殻むきしたいな」「お皿、洗ってあげようか」と、毎日何かしら言うので、今日はたっぷりのお手伝いを提供できるよう、昼休みにコロッケの下ごしらえをしておいた。帰宅後おやつを食べて、いざ参戦。まず、レンジで軟らかくしたジャガイモを麺棒でトントン突いて、マッシュ。

次に、炒めた挽肉と玉ねぎを混ぜた(これが昼の下ごしらえ)種をお団子状にする手本を見せたが、果太は丸っきり見ちゃいない。「やっていいよ」の声がかかったら、即、手を伸ばそうと臨戦態勢なんだもの。葉子は「わたしもやっていいんだよね」みたいに、真剣な眼差しを向けていたけれど。

コロッケを成形
悲惨なテーブル

ゴーサインを出したら、砂場の団子作りみたいに、チャッチャカ丸めて「イッチョ上がり!」とか叫ぶ。「どんなカタチでもいいの?」と聞いてくるので、許可したら(どんなに頑張ってもワザありのカタチにはならないよ)、大きな大きな俵にしていた。

パン粉付けだけやらせるつもりだったのだけど、果太が卵液を付けるのもできると盛んにアピールするので、試しにやらせたらまずまずの出来。完全に魔がさした。その後、テーブルの上も下もエラいことに……、笑うしかない状態。爆発間違いなしのコロッケを持って帰ったけれど、さてどうなったコトやら。

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