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「今度、泊まるからねー」

朝の送りと夕方のお迎え。

スケジュール表を見落としていて(私の印は書いてあったけれど、マーカーされていなかったので。いつもマーカーの色で当番チェックしてるのよね)、朝やって来た2人にビックリ。朝だから問題ないけれど、夕方だと誰もお迎えに行かないわけで、保育園側も孫たちも困っちゃうだろうなー。明日からはもっと慎重にチェックしようっと。

そんなバタバタの受け渡しのせいか、葉子がママとの別れ際泣いた。部屋に入ってからも「まま まま」と、いつもの泣き演技とは違って切実なものがあった。それでも、しばらくすると治まって、例の「うんどうかい うんどうかい さっきのうんどうかい」の歌を歌いまくり……。

果太は相変わらすジジばかり相手にしている。ジジがいくらも新聞を読んでいないうちから、「碁をしようよぉー」って。相手にしてもらえない葉子は、台所をウロウロ。今日の私はお弁当作りに忙しかったので、葉子にアレコレ手伝わせた。お鍋類の片付け。

それから料理も。ゆで卵の殻むき、スプーンでつぶす。塩もみしておいたキュウリと合わせ、マヨネーズ(は、私が入れたけど)で合える。大きなボールに材料をいれてやったので、こぼすこともなく上手に「卵とキュウリのサラダ」を作った。果太がいると重要な作業は皆取られちゃうけど、今日はその心配もなく、ゆっくり例のマイペースで作っていたよう。

夕方、帰宅して先に2階のリビングに行こうとする果太に「お豆の鍋を布団に包んであるけれど、ババが行くまで絶対触っちゃダメよ」と声をかけたら、「大丈夫、ちゃんと見るから」(果太)、「ダメよ、絶対ダメ」(私)と言いながら2階に上がったら、果太が部屋の隅で目を赤くしていた。

見たくて、見たくて仕方なかったようだし、粗相しない自信もあったのだろう。でもね、あの甘い汁が、煮物用とはいえ布団にこぼれるのはたまらないのよ、ババとしては。3人揃ったところで、「じゃじゃ~ん」とご開帳。当然、果太感激。夏の間、煮豆をお休みしたので、久々だものね。

■夕方のおやつ・・・パイナップルのゼリー 少々・花豆 果太5コ 葉子3コ

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