朝の送りのみ。
到着が遅いので、外に出たら丁度ママに連れられてやってきた。果太も葉子もお気に入りのおもちゃを入れたバッグ持参。そこに通りかかった顔なじみの近所のおばあちゃん（80才台）Ｗ辺さんとＹ田さんが声をかけてくれた。ママはこの時点で「バイバイ」。
バッグから恐竜を出して解説を始めた果太、それを熱心に聞いてくれるおばあちゃん達。路地に恐竜を並べて、１頭ずつ名前を教えてあげたり、立ち上がって腰に手を当て「おばあちゃん、おばあちゃんはお顔に鼻があるでしょ。でもね、ブラキオサウルスは頭に鼻があるんだよ」って。思いっきり笑いをかみ殺した私。さらに素晴らしいのが、おばあちゃん。「横文字の名前ばっかりなんだねー」。
家に入ってからは、果太はジジ、葉子はババのひっつき虫。今日はお弁当作りで忙しかったので、葉子に沢山手伝いをさせた。お皿運び、私のお弁当に千切った海苔を散らす、テーブル拭き。時々、「抱っこしてー」と甘える。必ずリクエストに応えるけれど、最短10秒の事も……。理由を言えば、葉子は納得するし。
保育園で、果太の朝支度をし、２階の葉子の部屋に。階段を上がる間、ずっと「バイバイ」と見送ってくれる果太。支度をしている間側から離れない葉子だけれど、支度が終わればもう遊ぶ体勢でお友達や先生のところに自分で行くようになった。
葉子にバイバイして、１階に下りたら階段下に果太が……。たまたまいたんじゃなくて、私が下りるのを待っていたらしい。靴を履く間も、園庭から出る時も「ババ、バイバイー」って。時々こんな日がある。果太の性格の可愛さって、こんなところだな。