お迎えのみ。なんだけど、我が家に迎えに来る予定のパパが、同僚の苦境を救うべく長時間労働するコトになったので、孫たちは我が家でご飯を食べ終え、パパの迎えを待った。
早めに食事の支度にかかっていたら、果太が例の如く「ババ、大きな紙探してー」と。広告はすぐ使えるよう準備していたから、「自分で探して。ババ、今忙しいし」と言ったら切れた。それまでさんざん探したけれど、見つからないので探して欲しい、というコトらしいのだけど、20、30枚の広告なので、誰が探しても同じ。でも、よく「これが1番大きい気がする」なんて私が見つけてやるモノだから、探して欲しかったんだと思う。
で、その切れ具合だけど、椅子を片足(っていうところに彼の後ろめたさを感じる)持ち上げて手を離す、足を踏みならす、ドスのきいた大声をあげるなどなど。そのうち治まるだろうと放っておいたら、階下で仕事をしているジジが「何しているんだ!」と現れた。ジジの陰で良く見えなかったけれど、どうも頭か髪の毛をつかまれ、中くらいのカミナリを見舞われていたよう。
果太も葉子も完全に固まって動けない。やっぱりカミナリオヤジっていいわー。数十秒後、ジジが階下に消えたあとも動けない2人。言葉も出ず、かつてない静寂。と、呪いが解けたように葉子がどうでもいい事をしゃべり出した。
果太はソファに突っ伏したまま。10分ほどすると自分から「ババ、手伝いしたいなー」って上機嫌で寄ってきた。目には涙のあと。鼻もグショグショ。突っ伏したまま泣いていたのだろうけれど、声を抑えていたところが果太の反省の表れではないかと思う。果太くん、親以外に本気で叱ってくれる人がいて良かったね。
その後、果太はつくねの肉種を混ぜたり、ほうれん草の胡麻和えを作ったり、葉子は洗い専門でトマト、ズッキーニ、じゃがいもなどをキレイにしてくれた。途中、果太はもう1度癇癪を起こしかけた。が、ジジのカミナリを思い出したのか、明らかに自分をグッと抑えたようなシーンがあった。
炊飯器のセットミスで予定よりご飯が遅くなった。早めに上がって来てくれたジジと何事もなかったように過ごしていた果太。食後は「しんぶんのうと」の内容を読んでもらったり、説明してもらい、かなり熱心に新聞少年していた。葉子は私のエプロンの裾を持って、私の周りをグルグル回りゲラゲラ笑って食後を楽しんだのでした。
■夕方のおやつ・・・クリームチーズ 1コ・サクランボ
■夕食・・・ハムのピラフ・海苔巻きつくね揚げ・じゃがいもと豚肉の煮物・ズッキーニとトマトのチーズ焼き・ほうれん草の胡麻和え・花豆の甘煮・ひじきの煮物