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果太って結構お兄ちゃん!

送りのみ。朝、パパとやって来た2人。葉子は前回に続き、親との別れにちょっとグズる。泣きはしないけれど、「パパがいいー」って。気持ちはわかるけれど、ババの気持ちもわかってね。

果太は恐竜の電池を1組持参。特殊な形の電池なので、2コ揃えられなかったのだろう。それをティラノサウルスの方に入れて、遊んだ。2体(ティラノサウルスとトリケラトプス)はだいたい同じ大きさに出来ている。

ジジが「本当はティラノサウルスの方が大きいよね」って言ったら、「ティラノサウルスはだいたい13メートルで、トリケラトプスは8~9メートルなんだよ」(果太)って。ジジが「じゃ、ティラノサウルスは大人になる前じゃないの?」ってふると、ちょっと驚いた顔をして「えっ、まだ子どもってこと?」(果太)だって。ま、とにかく夢中で遊んでいました。

夢中になる時間がまだ果太ほど長くない葉子は退屈する時があるので、手伝いをさせたり、私が部屋を移動する時に連れて行って気分を変えてやったり。今日の手伝いは、小さくて厚手のグラスを台所の私の所まで運ぶ事。走って持ってくるので、「葉子ちゃん、ゆっくり歩いて。

危ないから」って言っているのに全然言う事をきかない。ジジが「葉子ちゃん、……」と噛んで含めるように話しているのに、知らん顔(知っているけど無視)していたら、果太が葉子のうしろから両手で頬をはさみ、葉子の顔をジジに向け、「ジジの顔を見て、ちゃんと話を聞かないとダメだよ」って(おぉー、素晴らしい!

自分の時もそのようであっておくれ)。諭されて葉子はやっとジジの顔を見て「わかった」と言っていましたよ。

葉子と2人で保育園の話をしている時、「ひろくんはやさしいんだよ」って。「他の友だちは?」って聞いたら、「りんちゃんはうれしいんだよ」だって。いいなー、嬉しい友だちって。

果太と2人で話していたら、葉子が横から割り込んだ。「今、カンちゃんと話しているから、待ってて」(私)って言ったら、「うるさいよー」と怒鳴られた。「うるさいよー」って、どこで仕入れてきたんだ?

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