夕方のお迎えに行くと、葉子は丁度トイレタイムだった。その間に帰り支度を済ませ、出てきた葉子に声をかけると、「ババー」と満面の笑み。抱き上げると、「はこちゃん、いっぱいあそんだ。なかなかった」と耳元でささやく。なぜ、小さな声でささやくのかは不明。秘密の話をしているつもりなのかなー?
果太の部屋に行くと、そんなに嬉しそうでもない様子。友だちと何かやっていた時だったから、続きが気になったのかも。部屋を出ようとすると、いつものあの子が「果太くん、いじわるばっかりするんだよ」と。
それを聞いた果太が「○○くんだって、いじわるじゃないか」とか言い出して、大きな目玉を斜め上につり上げ、半身になった。嫌なムード。逃れたくて(私が)、「急いで帰るよ」と声をかけるも、肘でつついたりし始めた。
相手はどうも告げ口名人君で、手が早い感じではないよう。果太はちょっと手の方が出やすいかな? 一触即発のその時、葉子が靴を取りに行ってしまったので、「はこちゃんと行くよ」と声をかけたら、果太も手を下ろしてついてきた。そうだ、困ったときは「はこちゃんが……」とまず、言ってみよう。
自宅前まで戻った2人は、水たまりで盛大にバシャバシャ遊び、部屋に。2階で遊んでいたら、ジジがイチデジを持って駆け上がってきた。「すごい虹が出てる」って。果太も葉子もそれに続く。果太は良いけれど、葉子は2階から屋上(4階)まで目が離せないので、私もそのあとを追う。
「急いで、急いで」と声を出しながら、葉子にしては必死に屋上を目指していたけれど、3階の部屋の姿見の前を通りかかったら、「はこちゃんでーす」と鏡の中の葉子に声をかけていた。屋上に着いたものの、サンダルが2足しかないので外に出られない。と、「ジジく~ん、抱っこして見せてー」だって。お願いがある時はちゃんと敬称?を付けるんだね(笑)。
■夕方のおやつ・・・ビワ・フワフワおせんべい・のむヨーグルト(果太だけ 少々)