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ジジとお絵かき

昨日書き忘れた事。
夕方のおやつを食べる直前、果太が怪獣になった。理解不能、遠い国の異星人。特別な何かがあったとは思えないのだけど、突然「ババのバカー」「メチャクチャにしてやる」とかとか……。

「どうしたの?」なんて言葉は当然耳に届かず、コタツやソファに蹴りを入れ、赤い顔をして1人ギャーギャー大声で吠えまくった。(階下にいたジジも後で、「あれ、何だったの?」というくらい)。

ホント、何だったんだろうー。「おやつの準備出来たよ」って言ったら、ブスッとしてテーブルにつき、1口食べて「これ、美味しい」と人間に戻った。何なんだ、コイツ!

で、今日。
朝、うちに着いた時から登園を気にして、ちょっとブルーな葉子。時々、「ババ、仕事に行かないで」とシクシクする。台所仕事に手間取っていたせいなのか、余計求めてくる。そんな葉子にジジが沢山絵を描いて遊んでくれた。

ジジの膝に抱かれ、お話しながら人や恐竜の絵を描いてもらい、時々クスクス笑ったり話したりしていた。果太も混じり、3人でちょっと穏やかな時間を過ごす。

登園時間が迫ると、必死に「ババ、仕事に行かないで」と懇願する葉子。仕事、止めたくなっちゃうようないじらしさ。でもちゃんと解っているから、登園の準備を嫌がったりはせず、素直に上着を着て、バギーに乗る。

クラスに着いたらオイオイ泣き出したので先生に託し、大急ぎで部屋を出た。その時「ババにバイバイする」って葉子の声。「じゃ、ベランダからバイバイしようか」と先生。

園庭から振り返ったら、2階のベランダから「ババー」と更に大きな泣き声。バイバイしたかったのではなく、「もう1度訴えてみよう」そんな風に見えたんだけど。

果太はすっかり新しい保育園のやり方を覚えたようで準備も着替えの用意以外は全部自分でする。ちょっと頼もしい感じになってきた。

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