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「ババ、仕事に行かないでー」

と、朝7時半、パパに連れられて来た葉子から、再三お願いされた。登園するまでの1時間半の間に、少なくとも10回。気持ちは解るんだけど、そんなワケにはいかないのよ、葉子ちゃん。シクシクしながらも、状況は理解しているから登園を嫌がったりはしなかった。クラスに入る時はちょっと涙を流しながらも、観念している感じが。

16時55分に迎えに行く。今日は葉子からと決めていた。果太がどう出るか?と思いながら園に着くと、廊下でバッタリ出会う。「葉子を連れてくるから、支度して待っていて」(私)、「うん、わかった」(果太)。

すんなりクリア。葉子は朝グズグズする割には迎えに行った時、結構な余裕を見せる。飛びついたり、泣きそうになったりする事もなく、「先生にさよなら言ってきて」というと、部屋の奥まで戻って、先生に挨拶する。朝と随分違うじゃないの。

帰り道、「今日、リレーしたんだよ。オレ、1番だった」と嬉しくて楽しいかった様子。「面白かった?」、「うん、すごく面白かった」と目が輝く果太。

■朝、保育園に行く時、隣のおじいちゃんに会った。「玄関の藤の花が咲いたんだよ。後で見てね」って。すこし滑舌が悪いので果太は聞き取れなかった様子。後で「何て言ったの、おじいちゃん」(果太)、「藤っていう名前の花が咲いたから見てねって」(私)。

そうしたら「藤の花って、藤原さんの名前をとって付けたんじゃない?」だって。藤原さんは、気前の良い私のボス。我が家族にいつでも別荘を使っていいと言ってくれ、去年、車で連れて行ってくれたのだった。ちゃんと名前を覚えていたんだね。まぁ、それにしても何と小さな世界、飛躍した発想。

■2人を迎えに行った帰り道、半分来たところで、葉子の連絡帳を忘れた事に気づいた。3人でまた戻るのは面倒だなーと思っていたら、果太が「1人で帰って、ジジと待っている」と。

慎重な子なので、行かせてみた。路地を曲がる所まで確認して、ジジに電話。(が、電源無しで繋がらなかった。やっぱり万一という事があるから、電話してから帰らせなくちゃと反省)

ジジの話だと、帰宅後すぐに2階のリビングに上がろうとしたので、仕事場に引き留めるべくアレコレ話題を振ったらしいが、結局「面白くないから、2階に上がる」と行ってしまった。直後に私達も戻ったのだけど、まだまだ1人にはしておけない年齢。かなり反省 !!

■夕方のおやつ・・・スイートポテト(1コ/箱根のお土産)・花豆(1コ)

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